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新年らしく [趣味]

元旦は挨拶だけで失礼いたしました。改めまして明けましておめでとうございます。
皆様は良いお正月をお迎えになっている事とお慶び申し上げます。
私は元旦の朝、実家に戻りお節と雑煮で正月気分を満喫した後、午後からは
新春奉納講談会へと足を運んできました。
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落語、漫才とともに上方芸能ではお馴染みの講談も他の地域の方にはあまり馴染みが
ないかも知れませんが、歴史を悠長に面白く語る講談は実に面白く趣きがあります。
その中でも関西屈指の旭堂南陵一門の6名の講談を十二分に堪能させていただきました。

前座は旭堂南春さん。この方は外国の方(国名は聞けませんでした)で女性です。
出し物は「三方ヶ原の物見」、残念ながら日本語はしっかりしているのですが、しゃべるのに
必死で抑揚や表現力が乏しく話の内容が入ってきませんでした。これからに期待します。
続いて再び女性の講談師、旭堂みなみさん。出し物は「甚五郎のなまず」。左甚五郎の逸話
を面白く聞かせていただきました。
続いても女性の講談師、旭堂南照さん。出し物は「出世の白餅」。ベテランらしく笑いのツボを
押えた話に楽しませていただきました。
そして男性講談師、旭堂南陽さん。出し物は「貧乏業平」。正月早々着物なのに雪駄を忘れ
靴で登場しつかみはバッチリ。話も男性ならではの声量で迫力満点。少し大声で笑ってしまい
ました。
そして再び女性講談師、旭堂小二三さん。出し物は「梅花折り取り」。この方とにかく美人。
なのに話は今年の干支の馬の話を迫力満点で楽しく聞かせていただきました。
大トリはもちろん師匠の旭堂南陵師匠。出し物は「秀吉と利休の娘」。小南稜の時代から
この方の講談を聞いていましたが、やはり落ち着きが有り笑いのツボも的確で名人芸を
楽しませていただきました。
それぞれの講談の内容も書きたかったのですが、体力に限界が・・・お許しください。
興味のある方は是非寄席へ足をお運びくださいませ。

今年も柴ちゃんたちが日々を刻んでくれます。1月はこの子です。
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体調もまだ完全ではないのですが、今日も講演に足を運びます。
どなたの講演かは次回の報告にて。

これにて御免[exclamation][ダッシュ(走り出すさま)]

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