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相対的に比較できない不安 [自分の事]

今世間では聴覚異常の偽装問題で話題になっていますが、みなさんはこんな不安を持った
ことがあるでしょうか?それは他人がどのように見えているかという不安です。
それはです。
今この「色」という漢字を赤にしました。しかし私が赤に見えているこの色をみなさんがどう見えて
いるのかわかりません。信号機が青、黄、赤に並んでいるのも今までの経験からこれが
青、黄、赤と認識していますが、本当はみなさんが見えている青、黄、赤と違うのではないかと
いう不安があるのです。その不安の源は私が色覚異常があるからです。小学生のころこんな
検査をしたと思います。
3.jpg

通常の方はそれぞれ数字(数字かどうかもわかりませんが)の判断ができると思いますが、
私は真ん中上段しかわかりません。(‘12’ですよね。)
小学生の時に赤緑色覚異常と診断されました。このおかげで学校卒業の就職時には工業高校
卒業にも関わらず、電鉄会社、家電メーカー、配線を伴う工事関係など門戸を閉じられました。
色覚異常は先天性の遺伝で、お父さんがこの遺伝子を持っている場合、その遺伝子は女の子に
遺伝します。またお母さんが持っていれば男の子に遺伝します。ですから私の場合は母にこの
遺伝子があり、母方の祖父が色覚異常だったことになります。そして色覚異常は女性に表れる
のは稀で母には色覚異常は見られません。そんな私ですのでこういう不安が付きまとうのです。

ところが最近はこの色覚異常検査が小学校で行われていないそうです。理由はそれによって
差別が生まれいじめが発生する可能性があるからだそうです。そしてその結果就職時になって
職業選択の自由がない事が判り愕然としショックを受ける子が多いと聞きました。
私の場合高校進学時にこの事は事前に説明を受けていましたので覚悟はしていましたが、
それでも実際就職先を決める際、軽くショックを受けたのを思い出します。それが実際就職の際
判る最近の子供たちは夢を長く持った分かわいそうな気がします。
教育する側の勝手な判断でこのような重要な検査をしないのは、教師のいじめへの過剰反応
と自己保身に違いありません。色覚異常検査の即時再開を望みます。
これにて御免[exclamation][ダッシュ(走り出すさま)]


P.S.  この日曜日レンタルビデオのGEOが1週間レンタル50円のキャンペーンをしていた
      ので懐かしいこの作品を借りました。(色覚異常と関係は無いんですが)
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      「レインボーマン」、実はこの作品の原作者は、あの森進一とケンカした耳毛の爺さん
      河内康範氏です。なかなかチープな作品で寝る前に見て楽しんでいます。
      主題歌も河内氏の作詞で特にエンディングはチープで笑ってしまいます。
   オープニング


   エンディング(死ね死ね団の歌)


ゴメンナサイ時間がなくなりましたのでみなさんの元へは帰宅後にお邪魔します。
(「邪魔するんやったら来んといて」ってそんな御無体な・・・)



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