大阪探訪（玉造編）

早４月になりましたね。桜も満開になり急に暖かくなりました。

恒例のカレンダー今月の柴ちゃんです。

？？？なんで今月だけネコ？？？

お待たせいたしました。（えっ待ってないって）前々回の森之宮編からの続きです。
森之宮からテクテク歩いてと玉造までやってきました。ＪＲ環状線で森之宮から１駅です。
地名の由来は古墳時代に勾玉を作る玉作部がこの地に置かれたことから玉造となった
という説ですが、ほとんどの大阪人が軍用工場で鉄砲や大砲の弾を作っていたからと
勘違いしている人も少なくありません。（という私も聞いたことがありそう思っていました。）

石山合戦では主戦場の一つとなり、豊臣秀吉による大坂築城の際に大坂城三の丸に
組み込まれ、細川・宇喜多・蜂須賀・前田・龍造寺・浅野・片桐などの屋敷が玉造に置かれ
ました。しかし、大坂の陣では真田幸村の本陣となり全て灰燼に帰したことで真田山という
地名にも残っています。

玉造には有名な商店街があります。それはたびたび中島らも氏の作品に登場する商店街
「玉造日之出通商店街」です。

大阪でも賑わっている割と大きな商店街の一つです。

今年は大坂冬の陣から４００年。真田幸村が商店街を盛り上げています。

もちろん真田幸村本陣跡にも行ってきました。その地は今、宰相山公園「三光神社」
になっています。天照大神・月読尊・素戔嗚尊を祀られています。

境内には真田幸村の像。

そして大坂城からの抜け穴跡もあります。

初めから負け戦とわかっていたのに戦い抜いた幸村。家臣の事を考えると間違った選択かも
知れませんが、豊臣方が不利と見たとたん徳川方に付いた黒田官兵衛の息子長政よりも、
大阪の人間として幸村の方が大好きです。そう思うと今大河ドラマで織田信長の人質となった
松寿丸、人質のまま死んだらよかったのにと不届きな事も思ってしまいました。

さあ次はどんな大阪をご紹介いたしましょう。観光ではあまり知られない大阪を紹介したいと
思います。

これにて御免

Ｐ．Ｓ．　　くだらんエイプリルフールをスイマセン。今月の柴ちゃんはこちらです。