雨の日はやっぱり読書 [読書]
最近何かとする事が多く、寝る前ぐらいしか読書できない状態でフラストレーションが溜まります。
その中の何冊かご紹介します。マンガやパチンコで「花の慶次」というのが流行っているそうです。
私は最近マンガは読みませんしパチンコもやりません。「花の慶次」が週刊現代に面白い歴史
フィクションと書かれていたのでその存在を知りました。前田慶次郎利益という人物は戦国時代
末期から江戸時代初期の武将で前田利家の義理の甥にあたります。元は織田信長の家臣
滝川一益の実子とされ前田利久に養子として迎え入れられるが詳しい事は不明という非常に
興味深い人物です。マンガ「花の慶次」を調べると、原案は歴史小説家、隆慶一郎氏の
「一夢庵風流記」であると知り早速購入して読みました。
マンガはどうか知りませんが、こんな興味深い人物がどうして有名になっていなかったのか不思議
です。一説には記録があまり残っていない事もありますが、大名や軍師でもない一介の武将だった
のでそれも仕方のなかった事かも知れません。
そして最近一番嵌っている講談。その関連の本を2冊。講談は古典芸能に中でも斜陽傾向にある
芸能です。落語や歌舞伎が一時の不振から脱却したように、講談も演者が増え見る機会が増えれ
ば落語より面白く奥深いと思うのですが・・・
ですから講談に関する本というものは非常に少なく探すのに苦労します。中でもこの2冊は発行年
も古く希少本のため古本でも新刊定価より高く取引されています。
「説教と話芸」関山和夫氏著、昭和39年発行で当時の定価が600円。
約3倍の1990円で入手しました。
「講談落語考」関根黙庵氏著、これは昭和42年に発行され800円。
これも約3倍の2500円にて入手。この本は大正13年に発行された「講談落語今昔譚」という本
の再発行版です。
ともに講談の歴史や成り立ちなどを解説しており大変興味深く拝読しました。
これからまた寝苦しい夜が続くと思いますが、寝る前の読書は至福の時間。また新しい本との
出会いを楽しみにしたいと思います。
P.S. 何れ菖蒲か杜若(いずれあやめかかきつばた)どれも優れていて選ぶのが困るという
意味ですが、あやめをパソコンで漢字変換すると菖蒲になります。またこれをしょうぶ
とも読みます。私はアヤメもショウブも同じものだと思っていましたが、先日菖蒲園に行った
時にいただいたパンフレットで勉強になりました。アヤメもハナショウブもカキツバタも
アヤメ科の植物で似ているのは当たり前。しかし群生地が違うんですね。植物は面白い。
また日本語も奥深いですね。
その中の何冊かご紹介します。マンガやパチンコで「花の慶次」というのが流行っているそうです。
私は最近マンガは読みませんしパチンコもやりません。「花の慶次」が週刊現代に面白い歴史
フィクションと書かれていたのでその存在を知りました。前田慶次郎利益という人物は戦国時代
末期から江戸時代初期の武将で前田利家の義理の甥にあたります。元は織田信長の家臣
滝川一益の実子とされ前田利久に養子として迎え入れられるが詳しい事は不明という非常に
興味深い人物です。マンガ「花の慶次」を調べると、原案は歴史小説家、隆慶一郎氏の
「一夢庵風流記」であると知り早速購入して読みました。
マンガはどうか知りませんが、こんな興味深い人物がどうして有名になっていなかったのか不思議
です。一説には記録があまり残っていない事もありますが、大名や軍師でもない一介の武将だった
のでそれも仕方のなかった事かも知れません。
そして最近一番嵌っている講談。その関連の本を2冊。講談は古典芸能に中でも斜陽傾向にある
芸能です。落語や歌舞伎が一時の不振から脱却したように、講談も演者が増え見る機会が増えれ
ば落語より面白く奥深いと思うのですが・・・
ですから講談に関する本というものは非常に少なく探すのに苦労します。中でもこの2冊は発行年
も古く希少本のため古本でも新刊定価より高く取引されています。
「説教と話芸」関山和夫氏著、昭和39年発行で当時の定価が600円。
約3倍の1990円で入手しました。
「講談落語考」関根黙庵氏著、これは昭和42年に発行され800円。
これも約3倍の2500円にて入手。この本は大正13年に発行された「講談落語今昔譚」という本
の再発行版です。
ともに講談の歴史や成り立ちなどを解説しており大変興味深く拝読しました。
これからまた寝苦しい夜が続くと思いますが、寝る前の読書は至福の時間。また新しい本との
出会いを楽しみにしたいと思います。
これにて御免
P.S. 何れ菖蒲か杜若(いずれあやめかかきつばた)どれも優れていて選ぶのが困るという
意味ですが、あやめをパソコンで漢字変換すると菖蒲になります。またこれをしょうぶ
とも読みます。私はアヤメもショウブも同じものだと思っていましたが、先日菖蒲園に行った
時にいただいたパンフレットで勉強になりました。アヤメもハナショウブもカキツバタも
アヤメ科の植物で似ているのは当たり前。しかし群生地が違うんですね。植物は面白い。
また日本語も奥深いですね。