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関ヶ原漫遊記(古戦場跡編) [旅行]

大河ドラマ「軍師黒田官兵衛」も今九州平定の頃の話です。ちょうど今私が練習している講談
は「清正と木山五郎」というお話で、佐々成政が肥後の国熊本で一揆に遭い一応周りの味方の
援護により平定しましたが、その失敗がもとで秀吉の命により切腹。その後に熊本にやってきた
のが加藤清正です。そして最後まで抵抗していた地元の郷士木山弾正を討ち熊本を完全に平定
しました。しかし弾正の息子五郎は仇討ちを策します。その木山五郎と加藤清正の成り行きを
話にした講談です。12月14日の発表会まで精一杯稽古を積み頑張りたいと思います。

話はそれましたがその大河ドラマも佳境に入り、間もなく関ヶ原の戦いとなるでしょう。そうなると
人混みとなるのが関ヶ原。その人混みになる前にと関ヶ原に行ってきました。
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駅からもう合戦模様です。
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駅からもちろん徒歩での移動。まず駅から程近くあるのが「東首塚」です。
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ここは地元の農民が戦死者の死体を水で洗ってやり葬ってあげた地です。その死体を洗ったと
される井戸です。
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首塚、また祀られている小さな社が厳かに建てられていました。
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次に向ったのが「歴史民族資料館」です。館内撮影NGのため外観のみ。
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そのすぐ西側にあるのが徳川家康陣跡です。決戦地からだいぶん離れた位置にあります。
こんなところにも家康のずる賢さが伺えます。
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そこから1,2km離れたところに決戦跡があります。今は何もない美しい原っぱでした。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」

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ここで戦があったとは思えないほど静かで爽やかな風が吹いていました。
決戦地を間近に見下ろす笹尾山。ここに石田三成陣跡があります。
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見張り台からは決戦地が一望できる好立地です。
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明らかに石田三成の方が陣取りは有利です。小早川秀秋の寝返りさえなければ、石田三成の
統率力、戦術が優れていれば、戦力的には東軍が有利とは言え西軍が勝っていたでしょう。
その地へ行ってみないと教科書だけではわからないことがありますね。
他に本多忠勝、黒田長政、島津義弘、福島正則など蒼々たるメンバーの陣営が点在していますが、
時間的余裕もなく周れませんでした。次回はまたゆっくり丸1日かけて巡りたいと思います。
これにて御免[exclamation][ダッシュ(走り出すさま)]




P.S.    好評[exclamation&question]ジュンちゃんの顔ハメ看板コーナー。[決定]
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出発進行[電車]




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