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桜、さつき、あじさい、ひまわり [詩]

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桜が咲いた

さつきはまだか

紫陽花を待つ

せめてひまわりまで


先日、父が咽頭癌、悪性リンパ腫で余命長くて半年の宣告を受けました。なんでも我慢する病院
嫌いの父でしたので病院に行った時はもうステージ4。もうどうにも施しようのない状態でした。
もう82歳ですので覚悟はしていましたが、実際にその状況に置かれるといろいろ考えてしまいます。
戦争で両親を亡くし、身寄りもない父は中学を出るとコックの修行を懸命に頑張りそして生きてきた。
母と出会い二人の出来の悪い息子も生まれ、私が小学生の時、父の夢だった洋食屋を開店した。
「グリルおかもと」大阪市の長居という所にあった小さな洋食屋でした。母も手伝っていましたので
当然私と弟は鍵っ子で、それでも自由に育ちました。中学の時、学校は高校までという父に反抗した
時もありましたが、私も弟も工業高校を無事卒業でき感謝こそあれ恨む事はありません。それは
いままで苦労してきた父の背中を見てきたからです。まだ親孝行らしい事を何一つしていません。
それだけが後悔です。一昨日病院に見舞いに行ったときベッドの上の父がとても小さく見えました。
それまで年老いても厳格な父は大きく見えていたのですが、それがとても小さく見えました。父には
もう告知をしています。父は粛々と受け止め覚悟している様子です。母も私も弟もこれから精一杯
父に感謝しフォローしていこうと思っています。喉から酸素を通す管を入れていますので話すことは
できませんが、これからの時間も大事にしていきたいと思います。母に負担を掛けないように私も
出来る限りフォローしていきたいと思っています。暗い話で申し訳ございません。次回からはまた
明るいアホな私のブログを展開していきます。支離滅裂な文章でスイマセン。これから更新は若干
滞ることもあるでしょうがお許しを。





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