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藤井寺、地名の由来は葛井寺 [徒然]

お彼岸のお墓参りを済ました後、ちょっと遠回りして西国三十三所の第五番札所
葛井寺(ふじいでら)に寄りました。近鉄南大阪線藤井寺駅から徒歩5分。
真言宗御室派の寺院で山号は紫雲山。本尊は千手観音です。神亀2年(725年)、聖武天皇の
勅願で行基が創建されたといわれている由緒あるお寺さんです。
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ご本尊の乾漆千手観音坐像(十一面千手千眼観世音菩薩像)は国宝に指定されており、
毎月18日に開扉されます。本堂は戦で焼失しましたが、 江戸時代、宝暦3年(1753年)
に上棟の棟札があり、竣工は安永5年(1776年)となっています。
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南大門 は寛政8年(1796年)の上棟、寛政12年(1800年)頃の竣工されました。
入母屋造の楼門(2階建て門)になっています。
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四脚門(西門)は桃山時代、慶長6年(1601年)豊臣秀頼によって再興されました。
切妻造、本瓦葺の国の重要文化財に指定されています。
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もちろん真言宗のお寺さん。弘法大師像もあり、立派な鐘もあります。
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葛井寺が藤井寺の地名の由来なのは確かですが、その経緯は調べましたがわかりません
でした。大阪以外の方に藤井寺といわれてもパッとこないかも知れませんが、
元近鉄バファローズの本拠地だった藤井寺球場があった所です。狭い球場でしたが、
観客が少なく私は南海ホークス戦の時はよく行った球場です。その2球団が今はオリックスと
ソフトバンクとなり時代の移り変わりを感じます。
これにて御免[exclamation][ダッシュ(走り出すさま)]



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王将は餃子が売りのはずだが・・・なぜ豚まん?

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お彼岸なのでお墓参りにいってきました。 [徒然]

以前にもUPした事がありますが、我が家系には2つのお墓が存在します。
1つは本家の徳島にあるお墓。そしてもう一つが昨日行ってきた奈良の五條
にある、放浪画家でこの地で亡くなった曽祖父のお墓です。お墓と言っても
大きな石に名前が彫られただけの質素なお墓で当時のままで建て替えをしていません。
私の家からは2時間の電車旅。そして歩いて30分、結構近いようで遠い場所です。

自宅から地下鉄で天王寺へ。そしてJR大和路線で王寺まで行きJR和歌山線に
乗り換え北宇智というところまで行きます。この和歌山線が1時間に1,2本しか
走っていないので乗り継ぎに失敗するとエライ目に遭います。今日は大和路の
ラッピング電車に乗る事は出来ませんでした。
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クモハとは、ク・・・運転台付き(正しくは制御車といいます。ここから電車をコントロールします。
           基本的に先頭車です。)
       モ・・・中間電動車(つまり、運転台は付いていないけど、モーターが付いている
           中間の車両)
      クモ・・・運転台も付いているし、モーターもついている(制御電動車)
       サ・・・モーターもない、運転台もない。つまり、ただ引っ張られているだけの車両。
       ハ・・・普通車
       ロ・・・グリーン車
       シ・・・食堂車(現在、電車でこれを持っている車両はありません)
       ネ・・・寝台車(そのまんま。先ほどの「ハ」「ロ」などの後ろに付く特殊な記号です)
       ヤ・・・訓練車や職員用の電車を表します
ですからクモハだと、運転台も付いているし、モーターもついている普通車という事です。
ローカル線の古い車両、多少の揺れも旅気分です。
無事お墓参りも終わり、お墓の近くに満開になっていました。
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帰りは一駅先の五條駅まで歩きました。少し長い45分のウォーキング。途中町のウォッチング。
結構けったいな看板を多数見かけました。
寄ってみたかったのですが、朝なので開いていませんでした。
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どんなお風呂なんでしょう?
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五條駅前にテーマパーク的居酒屋発見!
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とブラブラしながら五條駅到着。名物の柿の葉寿司を母へのお土産に買って帰路に
着きました。帰りの電車も年代ものの車両です。
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ポカポカした1日歩くと少し汗ばむ陽気でした。
これにて御免[exclamation][ダッシュ(走り出すさま)]



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これから5回に渡り姫路特集です。まずはオーソドックスに姫路城。
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天神さんと言えば梅ですね。 [徒然]

日曜日、もうそろそろ梅も終わりというので大阪天満宮まで梅を観に行ってきました。
天神さんと言えば梅ですね。これは菅原道真公が梅を愛していたからで、
東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」という歌を残しています。
その梅が大宰府に移動したという飛梅伝説ができたことから、天神さんには梅が定番となっています。
もう受験も終わり人も割と少なかったですが、梅を見るために来る人のために甘酒などを
売っているテントがあちこちにありました。
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梅は満開。いい香りも境内全体に漂っていました。
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参集殿では盆梅展が開かれていました。決してアントニオ猪木が主催しているわけではありません。
それはボンバイエじゃ[パンチ]

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普通なら入場料を払ってまで入ろうとは思いませんが、無料招待券をGETしていたので見学しました。
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ここも部屋中に梅のいい香りが漂っています。
ここのところ寒さが厳しくなって来ていますがもう春です。梅もすぐに終わりいうてる間に桜の
季節になるでしょう。もうすぐ春ですね。ちょっと気取ってみませんか。
これにて御免[exclamation][ダッシュ(走り出すさま)]



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大坂夏之陣から400年。大阪の街は幸村で溢れています。

但し!何度もいっているが幸村はこんなカッコイイ若武者

ではなく実像はデップリとしたただのオッサンですよ。

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最後に川柳を一句
しゃべるなら・海を渡るな・鳩ポッポ





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お江戸討ち入り報告Part3 [徒然]

前日の講談14席は意外と厳しく老体に響き、翌日は腰も痛く9:00まで浅草の
安ホテルでウダウダしていました。チェックアウト後、この日の講談伝承の会は
11:00スタート。開口一番は講談会一の美人(と私が思ってる)一龍斎貞鏡さんです。
遅刻するわけにはいきません。
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少しの時間に上野公園を散歩。西郷さんとご対面してきました。おそらく探せば顔ハメ
はあったでしょうが時間がなく断念。
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上野のど真ん中に「上野広小路亭」がありました。
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まだまだお江戸は演芸場が多く羨ましいです。大阪では落語の定席として天満天神繁昌亭、
吉本の花月、松竹の角座ぐらいしか演芸を楽しむ定席がありません。(小さなもので定席で
ない所は数多くありますが・・・)
1時間前の10:00に清澄白河に到着。開場は10:30なので駅からゆっくり歩いていると、
前を大きなスーツケースを引きずって急いで歩いている女性を発見。どこかで見た後姿、
そう貞鏡さんでした。過去3度顔を合わせていますので追いかけ挨拶したところ私のこと
を覚えていてくださり、「堺ではお世話になりました。」とニコリ。惚れてまうやろ~[揺れるハート]
そのまま一緒に行ってもよかったのですが、まだ30分ほど早いので清澄公園に行ってきました。
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別段特に見どころがあるわけでもないただの日本庭園ですが、ここが紀伊国屋文左衛門の
屋敷跡と聞いていたので入りました。しかしどこにも紀伊国屋文左衛門の痕跡もなくガックリ。
時間も頃合いだったので前日と同じく深川江戸資料館へ。この日は16席ありましたが、私は
オフ会のため12席、18:00までの滞在です。
受講生・演目・伝承講師・私の私的評価
一龍斎貞鏡「西行鼓ヶ滝」・旭堂南陵・Δ(まだ自分のものになっていません)
旭堂南舟「名月若松城」・一龍斎貞花・〇(この人ほど実直な講談はないと思う)
神田松之丞「間垣と度々平」・宝井琴調・〇(東京講談の気風のよさが際立った)
神田すず「沢村淀五郎」・一龍斎貞心・Δ(ちょっとこの芝居噺は荷が重かったかも)
旭堂南海「高野長英」・一龍斎貞山・Δ(講談らしい噺だがいかんせんつまらん)
田辺一乃「細川玉女霊名ガラシャ」・宝井琴嶺・〇(興味深い話でした)
神田蘭「曲馬団の女」・宝井琴桜・Δ(前日の紅葉さんと同じく芸風がいやらしい)
一龍斎貞寿「婿引出」・旭堂南左衛門・〇(滑稽な部分の描写が上手)
旭堂南華「隅田川、梅若丸」・宝井琴星・×(芸歴から考えても下手すぎる)
田辺凌鶴「大高源吾」・一龍斎貞水・〇(義士伝の有名な演目だがうまくまとめていた)
旭堂南陽「ベートーベン月光誕生秘話」・宝井琴星・◎(贔屓目だといわれるかも知れないが)
宝井一凜「芝浜」・宝井琴調・Δ(この噺は落語ならではの話。講談では面白さ半減)
とここまで12席を拝聴しました。贔屓目とはいえ流石南陽さん、一番笑いを取っていました。
笑いを求める話芸ではないとはいえ、人に伝え聞かすためには笑いも必要。私は南陽さん
が今日本で一番オモロイ講談師だと思っています。(うまいとは言っていません。)
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この後4席はオフ会のため中入り中に退席。演目は知っているだけに構いませんでした。
旭堂南湖「大岡政談人情さじ加減」・宝井琴調
桃川鶴丸「馬場の大盃」・一龍斎貞花
田辺一邑「神崎与五郎」・一龍斎貞山
神田昌味「二度目の清書」・神田松鯉の4席でした。 
評価はあくまで私の感想ですのであしからず。

18:00に清澄白河を後にし、オフ会に向ったのが上野御徒町。本当に楽しい時間を
過ごさせていただきました。ブロガーとしては失格でしょうが、今回はいろいろ骨を折って
くださったKen_jpさん、獏さんに甘えただただ楽しませていただきました。写真は参加
くださった皆様のブログをご覧ください。
Ken_jpさん、獏さん、Seawind335さん、YUTAじいさん、Aちゃんさん、マコさん、
Sakamonoさん、Kinkinさん、皆さん本当にありがとうございました。また是非お会い
したいと思っています。大阪へお越しの際は是非お声がけ下さい。
その後再び夜行高速バスにて帰阪。体力的にはキツイ強行日程でしたが、とても充実
した2日間でした。自宅へ戻ってすぐに仕事再開。遅れた分を取り戻すべく必死で頑張って
います。
つまらんお土産持参でスイマセンでした。大阪でブームの新喜劇ネタ。座長のすっちーでした。

これにて御免[exclamation][ダッシュ(走り出すさま)]



P.S.    好評[exclamation&question]ジュンちゃんの顔ハメ看板コーナー。[決定]
大阪市交通局の画期的な顔ハメです。

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どこが画期的かって?それは乗務員2人も顔ハメになっています。しかしこれだけでは
画期的とは言えません。その顔ハメ部分は帽子部分にまで至っています。そして・・・。
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紙で作られた帽子が後ろに備え付けられていました。
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お江戸討ち入り報告Part2 [徒然]

浅草で顔ハメわずか3枚と惨敗したあと清澄白河へ向う途中まだ時間があったので
両国へ立ち寄りました。もちろん事前調査で顔ハメが多数存在する情報があったから
です。まずはやっぱり両国と言えば「国技館」ですね。昨日から春場所が大阪府立体育館
で行われていますので、ここは閑散としていました。
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正面の門は閉ざされていました。鉄格子の間から見るとすぐそこに顔ハメ看板が・・・。
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半ば諦めていた所、脇にある小さな門から「相撲博物館」が営業中で入場する事が出来ました。
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展示自体は面白いものではありませんでしたがそんなことはどうでもいい。無事に顔ハメ3体
GETしました。そしてお土産として番付表を購入。55円也。
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その後隣にある「江戸東京博物館」を見学。中は「大阪くらし博物館」と同じ様なもので江戸の
昔の暮らしぶりなどを展示していました。ここでラッキーにも顔ハメ1体発見。
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11時を過ぎ少し早いですが清澄白河へ向いました。12:30開場ですので腹ごしらえ。
深川と言えば「深川飯」を食わねばと思い、数ある幟の中から店を選ぶのも慎重に。
中には大阪風の派手派手看板を置いているお店もありましたが、こういうお店はパス。
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老舗風の一軒に入りました。味は美味しかったですが、普通の深川飯とアサリの味噌汁を
ぶっ掛けたような深川飯(両方とも半分ぐらいの量)、それと小鉢、海苔のお吸いもの、
デザートで少しのわらび餅とくずきりのセット。これがなんと2200円。高いと思われるか
安いと思われるかはあなた次第です。(私はむっちゃ高いと感じました。)
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時間もちょうど頃合い。深川江戸資料館へと入館。開場時間ちょうどでしたが、すでに何人
かは並んでおられました。
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小劇場とはいえ200人ぐらいは入る立派な劇場でした。
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13:00スタートで1人だいたい30分の演目。三席毎に15分の休憩。この日は30人のうち
14人が講演。21:00までの長丁場で疲れましたが、十分楽しめアッという間の時間でした。
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受講生・演目・伝承講師・私の私的評価
神田真紅「名月若松城」・宝井琴調・×(一本調子でメリハリがない)
一龍斎貞弥「仮名書きの詫び証文」・一龍斎貞山・〇(引き込まれる話芸)
田辺銀冶「魚屋本多」・宝井琴梅・Δ(話は面白かったが緊張からか固い)
神田山緑「江島屋騒動」・旭堂南左衛門・〇(大ネタをしっかり読んでました)
田辺鶴瑛「仮名書きの詫び証文」・宝井琴梅・×(真打なのに話を飛ばす失態)
旭堂南斗「岡野金右衛門」・一龍斎貞水・〇(義士伝の中でも面白い話でした)
宝井琴柑「お富与三郎玄冶店」・神田翠月・×(単なる朗読、緊張のしすぎか?)
旭堂南青「名医と名優」・神田松鯉・〇(大阪講談には少ない歌舞伎ネタ。見事自分のものに)
神田あおい「紀伊国屋文左衛門」・宝井琴星・〇(オーソドックスなネタですがしっかりと)
神田紅葉「報恩出世俥」・神田翠月・Δ(この人の芸風が私には合わない(いやらしい感じ))
一龍斎貞友「木津の勘助」・旭堂南鱗・〇(本当に東京の講談師かと思うぐらい見事な大阪弁)
一龍斎貞橘「仙台伊達の鬼夫婦」・神田すみれ・〇(気風がいい話ぶりに惹かれました)
旭堂小二三「真田の入城」・一龍斎貞水・Δ(難波戦記は十八番のはずだが・・・?)
神田春陽「徳川天一坊」・神田愛山・Δ(もっちゃりとした話し方が合わないネタでは)  
あくまで私の感想ですのであしからず。
これにて御免[exclamation][ダッシュ(走り出すさま)]



P.S.    好評[exclamation&question]ジュンちゃんの顔ハメ看板コーナー。[決定]
和歌山加太の春日神社。漁の安全を祈ります。えべっさん頼みます。

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しかし178cmの私が背伸びしても届かない顔ハメはいかがなものか?

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