新世界は私にとっては残念な地になりました。

茶臼山を後に行った先は新世界。少し街ブラしようと思いましたが凄い人混み。
すっかり串カツ屋だらけの観光地と化しています。以前は昼間から仕事に就けなかった日雇い
労働者が酒を飲み、アルコール臭と小便の臭いが充満していたディープな所でした。
こうなった新世界に私はいささか残念な気持ちと、この街から追い出された人達のことを考える
と賑わう事がすべていいとは素直に喜ぶ事はできません。店先に多く置いてあるビリケンさんは
もはや神様ではなく、客寄せのモニュメントとしていじられまくっています。

しかしジャンジャン横丁から通天閣の下を抜けるメインストリート以外はまだ若干新世界の香り
が残っているところもあります。
日本でもあまりお目にかかれないと思いますが大衆演劇専門の劇場「朝日劇場」があります。

私は全く興味がないので、今出演されている劇団が有名かどうかはわかりません。
またシネコンが多くなり次々と消えつつある名画座。地域柄かいまだに高倉健、菅原文太の追悼
特集が上映されています。

繁栄している新世界もあれば廃れ行く新世界もあります。新世界商店街は入り口近くにあるお店、
履物屋＋JAZZCD専門店「澤野工房」、新世界コロッケが有名の「肉のサカモト」以外は完全に
シャッター通りになっています。

こんなレトロな看板も。

ディープな新世界が懐かしく感じるジュンちゃんでした。

これにて御免

訪問遅れます。申し訳ございません。

Ｐ．Ｓ．　　　　好評ジュンちゃんの顔ハメ看板コーナー。

顔ハメ小僧東京参上編Ⅲ

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充実？ただ忙しない1日？

今日は朝から大阪府議会議員選挙。大阪では多少下火になったものの未だに橋下人気は根強い。
大阪都構想の幻想を打破するために何とか維新の会の議席を減らそうと思い選挙に行ったものの
我が選挙区は維新、自民、共産の３候補のみ。もちろん維新に投票するつもりはないが、最近の
安倍の暴走もあり自民にも賛同しかねる。では共産党か？結局私は無効票として「大阪都構想
断固反対！」と書いた。

せっかく歩いて２０分もかかる投票所に行ったのに、自分自身卑怯だと思う。

その後はせっかくの休日。とにかく忙しなく大阪市内を動き回りました。１０：３０からは阿倍野ａｎｄと
いうところにある近鉄文化サロンで行われた「講談師が語るおもしろ人物伝」へ参加。旭堂南陽さん
が毎月いろいろな歴史上の人物を講談を交えながらのトークで楽しませてくれます。今回から３回
はグッドタイミングで「大坂夏の陣ヒーロー編」。今回は「真田幸村と十勇士」の話でした。

その後、父の見舞いに行った後、母と久しぶりの外食。今入院している大学病院はあくまで治療の
ための病院ということで、明日看取りまでの時間を過ごす病院に転院します。実家から近くになる
ので母の負担が少しでも軽くなるのが救いです。そんな話をしながら母と別れ、その後は怒涛の
スケジュールで大阪市内を移動。その報告を少しづつブログＵＰしていきます。
まずは病院から近くにある天王寺公園へ。日曜日だけあって動物園へ行く親子連れで一杯でした。
私の目当ては動物園ではなく、公園内にある茶臼山古墳です。

大阪市内では最大級の前方後円墳ですが、誰が埋葬されているかは不明。どころか古墳かどうかも
埴輪や葺石などが確認されなかったことから疑問視されています。でも近くの四天王寺さんにここから
発掘されたという石棺蓋が残っていることから古墳とされています。

ここは私にとっては思い出の地で、中学３年になる春休みに２回目のデートをした場所です。（１回目
はお互いタイガースファンだったので甲子園へオープン戦を観に行きました。）この古墳を守るように
池があります。河底池（かわぞこいけ）と言いますが、私たちはちゃぶ池と呼んでいました。ここは昔
ボート乗り場があってデートで乗った楽しい思い出です。今はそのボートもありません。

しかし私がここに来たのは古墳を見るためでも、昔の思い出に浸るためでもありません。ここ茶臼山
は大坂之陣では重要な場所なんです。この古墳の小高くなった地形は絶好の陣地になりました。

大坂冬之陣では徳川家康の本陣となり、夏之陣では真田幸村の本陣となって「茶臼山の戦い
（天王寺口の戦い）」の舞台となりました。

大坂夏之陣から４００年。４００年前に幸村は家康をあと一歩のところまで追い込みました。
そしてこの近くの安居神社で散ったのです。幸村に思いを馳せながらしばらく散歩を楽しみました。
この続きはまた次回に。

これにて御免

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顔ハメ小僧東京参上編Ⅱ

訪問遅れています。スイマセン、必ずお伺いしますのでしばし御猶予を。

いつの間にか４月

仕事、父の見舞いなどバタバタとしておりブログ更新が滞っていました。４月に入り通勤電車
にもフレッシュマン・ウーマンが多く見受けられます。スーツがまだ浮いているのですぐに判り
ますね。しかし最近着ているスーツに違和感を感じます。それはほどんどの新人さんのスーツ
が黒なんです。「おまえらは毎日が冠婚葬祭か！」と突っ込みたくなりますが、
皆さんの地域ではどうでしょう？
いろいろありますが、毎月の柴ちゃんには癒されています。

そして私はまた新しいチャレンジが見つかりました。それは『大坂之陣･歴史検定』です。
大坂夏之陣から４００年。来年の大河ドラマは三谷幸喜脚本、真田幸村役を堤真一が務める
『真田丸』が決まっています。他の地域ではそうでもないと思いますが大阪では盛り上がっています。
今回は２級と３級の検定試験。私は難しい方の２級にエントリーしました。

試験日は５月３１日（日）あと２ヶ月しかありませんが、今は４月２９日の講談発表会に向け
一所懸命稽古をしていますので、勉強はその後実質１ヶ月しかありません。しかし努力あるのみ、
しっかりと勉強したいと思います。公式ガイドブックも出ていて、この監修は大阪城天守閣館長の
北川央先生。戦国時代の大坂を最も詳しく研究されている先生です。何度か講義にも出席させて
いただいたのはブログにもＵＰさせていただいたと思います。

とりあえず今の実力を試そうと例題にチャレンジしましたが、３級の例題４４問中４２問正解。
しかし２級の例題は４４問中２１問しか正解できませんでした。実際の検定では１００問中８０点が
合格ライン。今のままでは危ないです。３級にしておけばよかったと少し後悔。しかし頑張りまっせ。

これにて御免

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これでは顔ハメではなくケツハメではないか！

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木金土はバタバタと。

木曜日は講談塾の日、出席するために朝６時から仕事に突入。ろくな練習もできずに塾に
行きました。４月２９日に決まった発表会に向け、演目をもう完璧に覚えてあとは自分なりの
面白みを加えていかなければならない時期ですが、アドリブ部分はユーモアたっぷりに放り
込んだものの、まだ基本を完全に覚えきれていません。焦りと不安が残りますが、あと１ヶ月
一所懸命に完璧なものに仕上げたいと思っています。塾は谷町六丁目にあるちんどん屋さん
の事務所兼練習場でやっています。

金曜日も朝６時から仕事に突入。この日は毎月定例の旭堂南陵一門会です。１９：００スタート。
今回も充実した楽しい時間を過ごさせていただきました。

そして講談会終了後いつもの相合橋正宗屋へ向いました。しばらくお酒を控えていましたので
少しぐらいいいかと思い行くとやはり満員。みんなに寄ってもらって席を作りやっと確保。
ビール大瓶１本、日本酒１合、まぐろ造り、おばけ（鯨の脂身をさらしたものを辛子酢味噌で）、
カマス子焼き、菜の花の辛し和え、正宗屋名物カステラ（白い部分は鯛の子で上の少しの黒い
部分がかに味噌）、これで２０８０円。抜群のコスパです。飲みに行かずに我慢しようと思った
のですが、前日コンビニでつい買ったこの雑誌を見てどうしても我慢できなくなりました。
もちろん相合橋正宗屋も紹介されています。

土曜日は朝の目覚めはいつも通り４時ぐらいに目覚めましたが、後はゆっくりとした休日。
朝食後、パソコンを開くこともなくゆっくりと読書しながらFMCOCOLOを聴いていました。
DJは私が一番好きな池田なみ子さん。艶っぽい声に癒されます。そして午後からはそのCOCOLO
のプレゼントで当たった映画を観てきました。場所は今や外国人観光客が大阪へ来ると必ず
行くといわれる大阪スカイビルにある映画館です。

映画はこの映画でした。

ペアチケットの当選でしたが一人で観てきました
いい映画でした。笑いもあるし涙もある。ただ今の私にとっては非常に辛い映画でした。
涙ばかりでいろいろ考えさせられました。その意味はここでは伏せさせていただきます。
その後ウォーキングがてらキタからミナミまで歩きアメ村へ。しばし顔ハメ看板探索を。
しかしアメ村は若者の街。「オシャレな街に顔ハメ看板などあるかボケ！ケッ！！」と蹴飛ばされ
帰路につきました。オシャレといってもこんなもんがあったんですが。

有名な道頓堀ホテルの玄関。

今日の日曜日は少し用事で出かけますが大人しく過ごします。

これにて御免

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前回と同じ姫路動物園内、でも穴の位置が明らかに変！

なんやかんや言いながら休みの日には出歩きます。日曜日は堺へ。

前ブログにおきまして王将の様々な疑問をいただきました。自分なりの回答を前コメント欄に
書いておりますので、よろしければご確認ください。
３月２１日（土）に墓参と葛井寺と出歩いたばかりですが、翌２２日（日）は堺に行ってきました。
毎月定例で行われている『夢浪漫亭・おたび寄席』を楽しむためです。

落語三席と講談三席を堪能。今回は南陵先生が二席、また落語の方も染二師匠と仁福師匠
と濃い内容でした。今回はこのおたび寄席が行われている堺山之口商店街のお祭りがあり、
また近くに３月２０日にOPENした「さかい利晶の杜」もあり、近辺は凄い賑わいでした。
「さかい利晶の杜」は、堺所縁の千利休と与謝野晶子に会いに行くをコンセプトに
建てられたテーマ館です。

広大な敷地内には本館の他、湯葉と豆腐の店「梅の花」や大型スターバックスが入っています。
本館も巨大です。中には「千利休茶の湯館」「与謝野晶子記念館」「茶の湯体験施設」があります。
また堺の観光案内展示室もあり堺全体の観光情報を発信しています。

まだOPENしたばかりの日曜日だったため人がいっぱいで中の施設にはまた後日行こうと思って
いますが、心配なのが千利休と与謝野晶子でこの施設に見合うだけの集客があるでしょうか？
いかにもお役所仕事の臭いがプンプンして不安が残ります。
この施設の前にある「千利休居住地跡」も以前は野ざらしの空き地だったのが屋根塀がつき立派
になっていました。

そして堺でうれしいニュースがもう一つ。その昔はこの堺も酒造りが盛んだった土地でした。
それが高度成長期に入り工場が増え、酒造に最も大切な水を確保できなくなり堺の酒造の
歴史は幕を閉じました。しかしこの度、４４年ぶりに酒造が復活。それが「堺利休蔵」まだまだ
小規模の酒造ですが、今年初めて仕込んだ酒が出荷の運びとなりました。純米吟醸「千利休」です。

まだ小さな蔵ですので地元しか流通していません。第１回出荷分は即刻完売。私は伝手を使って
２本キープしてもらっていました。無濾過生原酒なのでふたに小さな穴のガス抜きが開いていて、
要冷蔵。試飲しましたがまだ若い。もう少し冷蔵庫にねかせて５月６月頃が飲み頃かと。それまで
に体調を整えねばと思っています。

これにて御免

Ｐ．Ｓ．　　　　好評ジュンちゃんの顔ハメ看板コーナー。
姫路城公園の中に小さな動物園があります。以前ブログＵＰしましたが、ほっこりとした動物園です。